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kanvasリニューアルのデザインや仕様のご紹介
kanvasのホームページリニューアルのデザインとコーディング・CMS組込を行った加藤です。今回は、リニューアルのデザインコンセプトや、サイトの仕様についてご紹介させていただきます。
デザインについて
今回、kanvasのホームページをリニューアルする上で行った、デザインの内容についてご紹介させていただきます。
ロゴタイプ
これまでkanvasは名称を「KANVAS」と大文字で表記していました。今回のリニューアルでは心機一転、小文字表記への変更を行いました。
小文字にすることで「k」だけがXハイトから飛び出し、それにより「グロースハック」や「成長」の意味を表現しています。フォントは小文字の「k」がボディサイズいっぱいに伸びる「Futura」を使用しました。
配色
kanvasとは「キャンバス」の事です。トップページのメッセージで伝えている「真っ白なキャンバスに夢を描くこと」が、kanvasの名前の由来です。
キャンバスから連想する色は、やはり「白」です。ベースカラーに「白」と、レイアウトを分ける目的で「薄いグレー」の2色を使い、アクセントカラーにベーシックな「黄」を使いました。
線
デザインの印象をまとめる上で、今回は「線」を使いました。メッセージにある「曲がり、重なる、その線は、次第に形を描きます。」の線です。
1pxの黒(#000)の線で、角が立たない様にラウンドさせています。トップページのラインアニメーションから、アイコン、各レイアウトを示す右上の縁にも線を使いました。
段落
PCサイズでは画面全体を大きく使いつつも、スマートフォンでの読みやすさにこだわりました。PCサイズの時、段落の幅が広すぎると読みづらくなる事を考慮し、タブレットサイズ時までは左サイドに余白を設けました。
デザイニング・イン・ブラウザ
今回は、デザインカンプを一切作らず、全てのページをインブラウザでデザインしました。それにより、左右中央寄りのデザインから脱却し、各ブレイクポイントで効果的なレイアウトを取ることができました。
デザインのまとめ
業務上、デザイン制作を行うので、制作物の偏りを避けるために「あえて無個性な印象」を意識しました。本当はアースカラーもkanvasに似合う配色かなぁ、など…
近接・整列・強弱・反復はもちろん。読む箇所や、見る箇所。装飾的な表現と、読みやすさの棲み分け。サイト構造の分かりやすさ。ユーザーの導線。たくさんたくさん考えて作りました。
仕様について
Pjaxやパララックス、ラインアニメーションなど、今回は複数のjsを使って制作を行いました。
Pjax
今回はPjaxを使いました。具体的には「barba.js」というプラグインを使い、非同期画面遷移を実装しています。Pjaxでは、ページ遷移を非同期で行いながら「pushState」を用いて、URLを変更することができます。
遷移時にコンテンツエリア以外は基本的に更新されないので、HTTPリクエストの回数を抑えることができ、ネイティブアプリの様な快適な画面遷移が行えます。
パララックス
トップページのみの実装ですが、PC表示の際に生まれる大きな余白を、パララックスを使うことで効果的にまとめました。ジャンプ率を大きく取りつつも、コントラストを低くすることで圧迫感を抑えています。
ラインアニメーション
トップページの3コンテンツに、キャンバス内にラインで形を描くアニメーションを行いました。一本の線で描かれたイメージを用いることで、ラインアニメーションが持つ本来の良さを引き立たせました。
各アニメーション
各ブロックが表示エリアに到達する時点で、フェードインしたり、下からせり上がるアニメーションを実装しました。テキスト表示後に「黄色い帯のアニメーション」を行うことで、重要な箇所を効果的にユーザーへアピールします。
動画
今回、安心してクライアントに相談して頂けるように、サイト内へメンバーの動画を掲載しました。写真以上にkanvasの雰囲気が伝われば良いなと思います。
通信に負担が掛からないよう可能な限りデータを圧縮しているので、モバイル回線でもストレス無く再生できると思います。
仕様のまとめ
上記で挙げた内容以外にも、GoogleMapAPIのデザインカスタマイズやSNSシェアボタンなど、その他にも色々と実装してます。
Pjaxによる非同期画面遷移やキャッシュが引き起こすエラーのチェックや解消など、今回の制作にはかなり工数が必要となるので、クライアントワークで行うと見積り金額が…
最後に
最後までお読み頂きありがとうございます。今回、kanvasのリニューアルで行ったデザインや仕様についてご紹介させていただきました。
クライアントワークでも今回の内容で実装できますので、青天井なご予算がある方はこちらのお問い合わせフォームより、お気軽にご相談ください(笑)