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Customer ties

「20年のお付き合い」株式会社フジデンシ・ドットコム #2

対談日:

「20年のお付き合い」株式会社フジデンシ・ドットコム

2014年より、事業パートナーとしてサイト制作を発注頂いている株式会社フジデンシ・ドットコム 代表取締役 大川 純一 様との対談 第2回「iPhoneアプリ開発の日々」です。

対談相手のご紹介

  • 大川純一

    株式会社フジデンシ・ドットコム

    代表取締役 大川 純一

第2回 iPhoneアプリ開発の日々

iPhoneのアプリたくさん作りました。

そう、データを集めてね。

公開しなかったアプリもいっぱいありそう。

ありそう。(笑。

「沖縄博物館ナビ」とか「SS検索ナビ」は良かったですよね。それを「ご縁ナビ」とか展開していけましたし。

おかげさまで広がったよ。

その時はしんどかったですよ。アプリ開発は。

そうねえ、アプリは酷かったね。

まだアプリ開発も走りの頃で参考書もほとんどなくて英語の参考書がどんどん増えていくけど、私が追いつかなくて(笑。

そうなっちゃうよね。

でも、あの時だったから出来たかもしれないですね。
今は技術者も多いし、当時はやってる人が少なかったから。
あれは?「沖縄手帳」。沖縄手帳は私じゃ無かったけど。

沖縄手帳は別の人だね。

最近全然やってないですね。もう飽きました?(笑。

いや、今はもう売れないよ(笑。
だいたい出尽くしてる。

博物館ナビは結局、博物館に持っていったんですか?

うん。持っていったよ。もちろん。

沖縄手帳はもう全然ですか?

一瞬だけやったね。

新聞にも載りましたね。

そうそう、その時は結構な数売れたね。すごいなと思った。

その後、クレームの嵐みたいな(笑。

そうそう(笑。
これがない、あれがない、みたいな。

大川さん思いついたら全部を盛り込もうとするから。
あれを徐々に。今だったら課金制にして機能を追加すればよかったですね。

そうそう。
それと「海の地図ナビ」は今でも売れてて、一番売れたかな。

え?ほんと?
すごいですね。一個が高いですよね。

全部買ったらね。
アプリ自体は無料だから、地図を買わない限りは無料。
あと「100円地図」とかもあるけどね。

あれは海図のデータを買ったんでしたよね。

そう、水路協会からね。
他に無いもんね、あんなアプリ。

そういうところが大川さん凄いですよね。

ありがとう。

どこでも行きますしね。

そう、海上保安庁。東京まで行って「海図のデータほしいんですけど」って。
「こうやって使うから」って説明して「面白いね、いいよ」って言ってくれて。
それで、頼むのは佐野ちんとかに「作れない?」とか言って(笑。

それに「VR」とかも早かったですよね。

そうね、一通りそういうのはね。

ドローンも早かったですよ。
いつも日本で発売される前に買ってる感じがする。

売れると思えばね。
アメリカまで買いに行ったから。日本は発売がずれたんだよ。

買って分解してませんでした?
そんなイメージがあるんですけど。

もう、分解はせずに、アプリをいち早く、こう、何が使えるか。
ほんとは「航空機マップ」作りたかったんだけど、飛行機の人なんかいないじゃない。
船はね、まだレジャーボートとかあるからさ。

確かに飛行機はちょっとターゲットが少ないかな。

でもね、飛行機の「ちょっと細かいコンパス」とか作ったんだよ。
結構、ヨーロッパで売れたのよ。
あれスイスで100円でやれて「俺、外貨獲得してんじゃん」とか。

へー。ちゃんと言語対応とかしてたんですか。

まあ、英語と。
前に「販売ノルマ」ってアプリ出してて、それは14ヶ国語対応。

それ覚えてる。営業マン用のやつでしょ。

そう、今いくら売り上げて、いくら入金があって、それを串刺しで出してくれる。

あれは誰かに頼まれたんですか?

いや、あれは俺が売上目標の為に。

自分が使うために?

そうそう、自分が使うために。
でも大体そうじゃない?自分が欲しいものを作れば売れるでしょ?
「自分だったらこう使う」っていう、お客様の目線が大事なんだよ。
「使わせてやる」とかじゃだめなんだよ。こうやったら使いやすいとか。

うん、すごくよく分かります。私もユーザ目線は大事だと思ってます。

いかにお客様の目線で、お客様のことを考えてあげられるか。
それがないとお客様は評価してくれないし、契約くれないよね。

確かに。

すでに売られていて価格が安いものは、仕入れてお客さんに提供する。
モノが無ければ自分で作るしかないじゃん?
やっぱり自分で1から作るのは大変だけど、利益率はいいよね。
あと、楽しいよね。クリエイティブだよね。

そうですね。